Lotus Notes/Dominoからの移行。
三菱商事6000名が利用する「ワークフロー/アプリケーション開発基盤」をintra-martで構築。

国内外約90か国に200を超える拠点を持ち、約1200社の連結対象会社と協働しながらビジネスを展開する総合商社三菱商事は、多種多様な商品の売買・製造、資源開発のほか、新ビジネスモデルの事業化、総合商社ならではの強みを活かした各種サービスの提供など、多角的に事業を展開している。これら事業を推進する営業グループを支えるコーポレートスタッフ部門は、重要な役割を担っており、世の中のオープン化の流れとともに、さらなるお客様・社内との情報連携強化のため、情報IT基盤の見直しに踏み切った。

 

目次

1.課題
三菱商事全社での情報IT基盤強化と障がい者雇用の実現に向けて

2.導入
大規模なNotes移行プロジェクト
メンバー同士の密な情報連携によってスピーディに遂行

3.効果
初めてのWebアプリケーション開発
新技術の習得が社員のモチベーション向上につながる

4.未来
三菱商事グループ内だけではなく
地場のお客様にも貢献できる事業会社を目指す

課題

三菱商事全社での情報IT基盤強化と障がい者雇用の実現に向けて

中山:今回のシステム移行に至る背景を教えてください。

近藤氏:1990年半ばよりLotus Notes/Dominoを利用し、経営・営業グループ・社員が必要とする様々な情報の収集・共有を進めてきましたが、世の中の変化と将来の事業展開を踏まえ、全社レベルでの情報IT基盤の刷新が急務でした。三菱商事本体約6000名利用によるライセンスコストや短納期を実現する開発生産性、今までの情報資産の保証、事業展開の容易さなどの観点から、様々なシステムを検討し、SharePointとintra-martへの移行を実施することになりました。

また、三菱商事では障がい者雇用の実現に向けて、社会福祉法人「太陽の家」を設立した中村裕博士に賛同し、1983年にITを委託する事業会社として、三菱商事太陽を設立いたしました。コーポレートスタッフ部門における人事系システムの構築から始まり、現在では対象範囲を拡大し、世の中の動きと技術の変化に柔軟に対応しながら、三菱商事のコアとなる業務を支えている大変重要な位置付けにあります。

今回のNotes移行も三菱商事太陽を中心に構築が始まりました。

三菱商事株式会社
理事
ビジネスサービス部門CEO補佐
兼 コーポレート部門CIO
兼 ビジネスサービス部門CIO
近藤 信一 氏

導入

大規模なNotes移行プロジェクト
メンバー同士の密な情報連携によってスピーディに遂行

近藤氏:intra-martは、SharePointでカバー仕切れない部分(ワークフロー、個別アプリケーション)を対象に、オープン性かつ柔軟性の視点から採用いたしました。海外を含む全社利用のワークフローは、intra-martのクラウドサービス「Accel-Mart」を活用して展開することになりました。

標準テンプレート、個別開発全体として5000件を超える大規模なプロジェクトとなりましたが、様々な制約がありながらも、大きな混乱なく移行作業が進んでいます。

三菱商事太陽株式会社
開発部
人事情報チームリーダー
小田部 重則 氏

中山:円滑にプロジェクトを進めるにあたり、開発メンバー内ではどのような作業分担を行っていたのですか?

山本氏:まず、設計と開発に役割を分けて、クロスさせて二重チェックを行うことで品質を高めていく工夫をしました。

小田部氏:初期段階では、イントラマート開発に慣れるために、比較的難易度の低い情報照会系、閲覧系の開発に絞り、次の段階で全社員が使うアプリケーション開発(ワークフロー、編集機能)を進めました。最終的には、人事システム、SAPの給与システムへ連携される仕組みと難易度の高いものに取り組んでいく予定です。

中山:開発を行ってみての印象はどうでしたか?

山本氏:Webアプリケーション開発が初めてのメンバーもいましたので、まずはイントラマート社の研修で一から勉強しました。「IM-FormaDesigner」「IM-BIS」を活用した開発を元々予定していましたが、これらの機能による移行は難しいと判断。一からスクリプト開発のスクラッチで構築し、「業務スケルトン」の活用に切り替えることにしました。「業務スケルトン」はウィザードで雛形を作成し、タグやAPIを使ってシンプルに骨組みを作ることができるので、想定以上に工数もかからず生産性が向上しました。「intra-mart」は難しいという先入観がありましたが、「初めてのメンバーでもここまでできるんだ。」という感動と驚きがありました。

三菱商事太陽株式会社
開発部
人事情報チームサブリーダー
山本 順一郎 氏

中山:開発に苦労した点、工夫した点はありますか?

小田部氏:現行のNotesに慣れていましたので、シンプルかつ直感的な操作の「intra-mart」に最初戸惑いもありましたが、パートナーとしてキーウェアソリューション様の手厚いサポートがあったので大変助かりました。

山本氏:定期的に勉強会も実施しています。意識の統一と課題を共有しあうことで、各自のノウハウも蓄積しスピーディに開発を進めることができました。

ご覧のブラウザでは動画の再生が出来ませんので、edgeまたはchrome、firefoxのブラウザをお勧めいたします。

大規模なNotes移行プロジェクト

効果

初めてのWebアプリケーション開発
新技術の習得が社員のモチベーション向上につながる

中山:ワークフロー/アプリケーション開発基盤によって当初の狙いから実現できたこと、導入効果を教えてください。

近藤氏:ユーザ側も違和感なく利用することができましたし、水準内のライセンスコストでコーポレートレベルでの統一感と固有の機能を補完できたのが大きな効果と言えます。三菱商事太陽の開発メンバーに対しても、新技術への興味やモチベーション向上につながり、将来の道筋を感じることができたのではないでしょうか。

中山:開発メンバー内の効果はありましたか?

小田部氏:初めてのWebアプリケーション開発にチャレンジし、新しい技術を習得できたことでモチベーションが上りました。

山本氏:今はJavaScriptでの開発を行っていますが、今後はより難易度の高いintra-mart 基盤を利用したJava開発にもチャレンジしてみたいですね。

未来

三菱商事グループ内だけではなく
地場のお客様にも貢献できる事業会社を目指す

中山:今後の展開やイントラマートに期待することを教えてください。

小田部氏:今後モバイル対応も視野に入れていますので、機能の充実を図っていただきたいです。また、三菱商事内で再構築を必要としている他のシステム案件も「intra-mart」で開発できるよう、活用を広げていけたらと思っています。

近藤氏:ビッグデータやAIの最新技術を実業務に活かしていきたいと思っておりますので、今後のintra-martの発展性にも期待しています。また、三菱商事太陽は新技術に意欲的であり、業務ノウハウもあわせもっていますので、「専門領域」をIT面で支えてくれています。三菱商事太陽が今後も高い技術力を習得し、地場のお客様にも貢献できる企業として成長していけたらと思っています。

株式会社NTTデータイントラマート
代表取締役社長
中山 義人

基本情報

三菱商事株式会社

本社
〒100-8086
東京都千代田区丸の内二丁目3番1号
設立
1950年4月1日
事業内容
国内外のネットワークを通じて、エネルギー、金属、機械、化学品、生活産業関連の多種多様な商品の売買や製造、資源開発、インフラ関連事業、金融事業を行うほか、新エネルギー・環境分野等における新しいビジネスモデルや新技術の事業化、総合商社の持つ機能を活かした各種サービスの提供など、広範な分野で多角的に事業を展開。
URL

導入支援企業 三菱商事太陽株式会社

本社
〒874-0011
大分県別府市大字内竈(うちかまど)字中無田1399番1
設立
1983年12月1日 (創業1984年2月1日)
事業内容
情報処理業務の受託、データ入力、DTP業務、サーバーホスティングサービス
URL

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